知って得するオーダーカーテン講座

カーテン豆知識


まずカーテンの特徴を把握しましょう♪

カーテンをお買い求めになるときに、ついついデザインだけで選んでしまうと、後になってお客様それぞれのライフスタイルのTPOに対応しきれなかったと後悔することになります。そこでこの「カーテン豆知識」でのカーテンの生地の種類と特徴、素材、機能等を参考にされてお客様だけの「逸品」となるオーダーメードカーテンを探してみましょう「カーテン豆知識」では、3ページに分けて、パート1(カーテンの種類と性能編)、パート2(カーテンのスタイル編)、パート3(カーテンのメンテナンス編)といった、お買い求めから購入後のお手入れまでの情報をまとめてみましたので是非ご活用くださいませ。
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カーテン豆知識」 目次
PART 1
(種類と性能編)
PART 2
(カーテンのスタイル編)
PART 3
(カーテンのメンテナンス編)
1.カーテン生地の種類 1.スカラップスタイル 1.カーテンの洗濯
2.カーテンの素材 2.センタークロススタイル 2.ご家庭での洗い方
3.カーテンの機能 3.クロスオーバースタイル 3.取り扱い表示記号の見方
.カーテンの標準スタイル 4.ギャザースタイル 4.ドライクリーニングの注意点
.遮光等級(1〜3級) 5.各種シェード(その1)
.透過率 6.各種シェード(その2) クリックで検索してください
7.ミラーレース

「カーテン豆知識」 PART 1
1. カーテン生地の種類
カーテン地の種類とは、実際にカーテンに使われる生地の種類のことで、一般的には生地の構造によって、おおむね以下の4種類に分類されます。


ドレープ生地
重厚感のある厚手のカーテン生地をドレープといいます。高い密度で生地織られているため手に取った感触が素晴らしく,また装飾性に優れたカーテン生地です。遮光性、遮蔽性、防音性、断熱性などさまざまな機能を備えているのが特徴です。柄のものと無地のものがあります。


プリント生地
フラットに仕上げた無地の生地に、柄をあとからプリントしたものです。織りで柄を出すドレープと違い、自由な表現が可能です。色彩豊かでファッショナブルなカーテン地に向いています。


レース生地
透明感のある薄手のカーテン生地の総称ですが,これを二つに分類すると、編み機を使って編んだ生地を「レース」、織り機を使って織った生地を「ボイル」といいます。一般的にはこれらの薄手のカーテン生地を総称してレースと呼んでいます。多くはドレープやプリントとの二重吊りで使われますが、高級レースは主役としても窓辺を演出します。


ケースメント
ドレープとレースの中間的なカーテン生地です。見た目はレースに似ていますが,レースよりも素材的にバラエティに富んでいて、レース的な軽快さの中にもドレープのようなボリューム感を併せ持っています。単品としても使えますし、ドレープとの二重吊りにも使えます。


2. カーテンの素材
カーテン生地に使用される素材(繊維)は、生地の持つ風合いや装飾性の高さに優れていることは言うまでもありませんが,生活のTPOに合わせて生地の遮光性、防音・遮音性、保温・断熱性といった付加価値を高めたり、洗濯などでによる伸び縮みを抑えるためのあらゆる工夫がされています。現在は、化学繊維である「ポリエステル」、「アクリル」、再生繊維の「レーヨン」、自然素材の「綿」という4素材が主流となっています。


綿「コットン」
(自然素材)

綿は繊維全体の中で、最も生産量が多い繊維です。丈夫で安価、染色性も良く、きれいな色・柄を楽しむことができまが、太陽光線に弱く変色しやすいことと、洗濯で縮んでしまうという欠点があります。
通信販売で売られている綿100%のカーテンは、一見見栄えが良く安価なため人気がありますが,大変伸縮しやすくなっていますので、その辺をしっかり理解した上でお買い求め下さい。



ポリエステル
(化学繊維)

カーテン繊維の主流といえるのが、このポリエステル繊維です。丈夫で扱いやすく、また、光沢感があり手触りもよく、ドレープ性(やわらかく波打つ感じ)にも優れています。機能的に最も優れた素材といえますが、帯電しやすいので汚れやすくなることと、若干コスト高になるのが欠点といえます。

アクリル
(化学繊維

ポリエステル繊維と並んでカーテンの代表的繊維といえるのがアクリル
繊維です。非常に軽量で保温性が抜群であることと、帯電性・吸水
性も少ないために汚れが付きにくいという長所があります。
問題点は、やや毛羽立ちするためドレープ性が悪くなることと、熱に弱
く燃えやすいことです。ただ、燃えやすさに関しては、難燃加工を施した
生地もあります。

レーヨン
(再生繊維)
さらっとした手触り感があり、吸湿性、染色性ともに優れています。他繊
維となじみやすいことから、混紡・交織として使用されることが多くなって
います。欠点は、耐久性が低いことと、水に弱く縮みやすいことです。

3. カーテンの機能
カーテンの用途には、その装飾性以外にも日常生活をより快適に営むためのさまざまな機能が求められています。その代表的なものが「ウォッシャブル」「遮光」「防炎」です。このような機能を付加したカーテンのことを機能カーテンと呼んでいます。
ただし、どんな生地でもその機能が付加できるというわけではないので、装飾性を重視するか機能性を重視するかという選択になる場合もあります。

ウォッシャブル
カーテン
家庭用洗濯機で洗えるカーテンです。素材は伸縮性の低いポリエステルを使用し、織り方にも型崩れしないような安定性を高める工夫がなされています。


遮光カーテン

外部の光を遮り、部屋の光を外に漏らさないようなカーテンです。遮光性を高めるためには、黒糸を織り込んだり、生地の裏面にラミネート加工するなどしてカーテン地自体に遮光性を持たせる方法と、普通のカーテン地に遮光性の高い裏地(遮光裏地)を縫い付ける方法があります。また、遮光性を持つ薄手のカーテンを共吊するという方法もあります。
寝室に採用するケースが多いようです。
※遮光カーテンには遮光等級があります。


防炎カーテン
カーテン地には難燃性繊維(または難燃性を付加した繊維)を使用したものや、後加工によって防炎性を付加したものを防炎カーテンといいます。防炎性能とは、接炎した際、全く燃えない不燃性能のことではなく、火が着くか又は焦げても、燃え広がりにくい(延焼しない)性質のことを指します。カーテン、幕等の防炎対象物品を、「浸漬」、あるいは「吹き付け」により防炎加工することを、二次加工といいます。

繊維に防炎性能を付与する方法として、製造工程での防炎(素材防炎)と後加工による防炎があります。防炎規制は、当初主だった都市の火災予防条例で行われていましたが、昭和43年の消防法改正によって、全国的なものとなりました。特に、着火確率が高く、延焼拡大の重要な要素となるカーテンやじゅうたん等(防炎物品)は、一定の限られた場所(防炎防火対象物)で使用する場合、一定の防炎性能を持つ事が、消防法により義務付けられています。高層マンションの建設ラッシュが続く昨今、押さえておきたいポイントの一つです。


防炎カーテンには、そのカーテンの耐洗濯性能ごとに以下の4タイプの「防炎ラベル」が付与されます。
防炎(イ)ラベル
このラベルは、水洗い及びドライクリーニングをしても、防炎性能のなくならないカーテンに縫い付けるものです。(布製)
防炎(ロ)ラベル
このラベルは、ドライクリーニングにはだめでも、水洗いには耐え、防炎性能のなくならないカーテンに縫い付けるものです。(布製)
防炎(ハ)ラベル
このラベルは、水洗いにはだめでも、ドライクリーニングには耐え、防炎性能のなくならないカーテンに縫い付けるものです。(布製)
防炎(ニ)ラベル
このラベルは、水洗い及びドライクリーニングのどちらにも耐えず、防炎性能のなくなるカーテンに貼付させるものです。(紙製)

消臭カーテン

繊維に織り込まれた消臭剤の作用によってタバコやペットの臭いといった悪臭を分解・中和してくれるカーテンです。最近では、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを分解してくれるカーテンも発売されています。
  
4. カーテンの標準スタイル
2倍ヒダ(3ツ山)
2倍ヒダ(2ツ山)
オーダーカーテン(レース)の最も一般的なスタイルです。ヒダ山とヒダ山の間隔が狭い(約12cm程度)ためドレープ性が高く、大変豪華に仕上がります。
具体的には、縫製カーテンの幅サイズを1メートルに仕上げる場合に2メートルの生地を使用するという意味です。カーテンの仕上がり幅寸法に対して2倍の生地を使用するので、ドレープ性が高くなるというわけです。2倍ヒダのほか、生地を2.5倍使用する2.5倍ヒダ、3倍使用する3倍ヒダというものもあります。
また、ヒダ山の形状についてですが、2倍ヒダのヒダ山は三ッ山が一般的です。ただし、非常に生地の厚いカーテンのヒダをつまむ場合や、ヒダ山をスッキリ見せたい場合などは、2ツ山とする場合もございます。2ツ山を希望される場合は、予め販売担当者にご相談されたほうがいいでしょう。また、冷暖房効率の向上にはヒダのたっぷりしたカーテンがおすすめとなります。

1.5倍ヒダ(2ツ山)
既製カーテンでも多く使われるスタイルです。
1.5倍ヒダというのは、カーテ(レース)の仕上がり幅寸法に対して1.5倍の生地を使用するという意味です。ヒダ山とヒダ山の感覚は広く(15cm前後)となり、ヒダ山は二ッ山となります(1.5倍ヒダ以下は1ツ山となります)。
カーテンの価格というのは生地の価格に大きく左右されますので、最近はオーダーカーテンでもこの1.5倍ヒダを採用し、生地の使用量を少なくすることで価格を抑えようとする動きも見られるようになりました。また、当初は価格を抑えることを目的に導入された1.5倍ヒダオーダーカーテンも、シンプル、カジュアル、大柄のものなど、生地のデザインや特性によっては、逆にその生地の持ち味が引き出されるという効果も認められるようになっています。1.5倍ヒダでよりシンプル感を出したいときや柄域を楽しみたいときは、吊り元のヒダ山を1ツ山にするといいでしょう。

1.3〜1.5倍ヒダ
(1ツ山)
フラット系カーテンでありながら、ヒダ山を1ツとることにより、吊り元のアクセントが窓辺をシンプルに引き立てます。特に柄の大きな生地に対してこのような縫製を施しますと、柄域がハッキリ見え、インテリアとしてのデザイン性が高まります。また、ヒダを1ツとっているために、フラットカーテンの欠点として挙げられる操作性(ヒダがないため、たたみにくい)の不具合を緩和する働きを持っています。最近では、大柄のレース生地の縫製にも1ツ山縫製が積極的に採り入れられています。
フラットタイプ
(ヒダなし)
フラットタイプというのは、言葉のまま解釈すると、カーテンレールの取付寸法(レールの両端の取付部分の長さ)と同じ寸法の生地を使用するカーテン(レース)を指し、ヒダ山はありません(この場合のヒダ倍率は1.0倍となります)。ただし、1.0倍は文字通り「フラット」な状態ですので、生地によっては多少こわばった感じに見えたり、両開き窓では、開きの中央に隙間が生まれやすいなどデメリットもあります。また、洗濯の際に生地が多少縮むケースがありますので、実際にはカーテンレール幅より多少大きめに作る方がよいでしょう。その他、最近流行のフラットスタイルの楽しみ方として、レールサイズの1.1〜1.3倍の幅で製作することによって、生地の持つ自然なウェーブを楽しむ演出手法があります。メーカーによってはこちらを「フラットカーテン」と定義付けるところもあるくらいです。固いドレープ生地にはゆとり抑え目の1.1倍フラット、薄手のレース生地や柔らかい生地感のあるドレープ生地などにはゆるゆかなウェーブ効果が楽しめる1.3倍フラットなどが人気のようです。デメリットとしては、フラットカーテンにはヒダがありませんので、カーテンを閉じる場合に生地がまとまりにくい場合がございます(特に生地の質感が固いドレープ生地)。また、幅の広い窓や、重量のあるカーテン生地をお選びの場合はカーテンレールの滑走性や生活の中での使い勝手に影響がある場合もありますので注意が必要です。この場合の代替案として、ローマンシェード(フラットタイプ)の採用がございますが、操作メカが必要なため、予算はフラットカーテンよりもかなりかかってしまいます。
ギャザープリーツ
(約2.0〜2.5倍ヒダ)
カーテン(レース)のトップにギャザーテープを縫い付けて、紐で絞って作るヘッディングスタイルをよびます。柔らかなレースなどにも多く用いられ、細めの不規則なギャザーが女性らしさ、可愛らしさを表現します。
ハトメタイプ
別名「アイレット スタイル」ともよび、生地にハトメ(鳩目)を打ち込み、レールに通すスタイルを指し、生地本来の自然なドレープ感を楽しむことができます。通常カーテンレール(ポール)の長さの1.5倍程度(お好みにより1.2〜1.5倍に設定します)の幅で仕上げます。また、カーテンレール(ポール)の太さや好みにより、ハトメの径の大小を選ぶことができます。ややモダンでカジュアルなイメージがお好きな方にお奨めです。
タブヘッド
別名「タブトップ スタイル」ともよび、のれん状の吊り部分を持つカーテンのヘディング」を指します。共布や別布をテープ状にしたのちにリング状にして縫いとめ、それを装飾レールやロッド(吊り棒)に通して吊り下げます。また、通常カーテンレール(ポール)の長さの1.5倍程度(お好みにより1.2〜1.5倍に設定します)の幅で仕上げます。布の使用量が比較的少ないのでシンプル・ナチュラル感を活かしながら、よりモダンなイメージで楽しめます
5. 遮光等級(1〜3級)
遮光マークは遮光率99.4%以上の遮光性能を有することを表すマークです。
等級 遮光1級 遮光2級 遮光3級
遮光率 99.99%以上 99.99%〜99.80% 99.80%〜99.40%
照度(単位:ルクス) 0〜10 10〜200 200〜600
照度に関する状態表現 人の表情が識別できない 人の表情がわかるレベル 事務作業が暗いレベル
*各照度と状態表現の関連性については,照明学会編「ライティングハンドブック」に基づいています。
*この遮光率は、生地の遮光率を表すものであり、カーテンの縫製方法、レールの取り付け方法によって室内の照度は変わりますのでご注意下さい。特に1級の生地を使用する場合には,上部・下部・サイド・合わせ目・ピンホール等による光の漏れが気になりますのでご注意下さい。

6. 透 過 率

遮光性の反対表現としてレースカーテンを選ぶ一つの目安に透過率というものがございます。薄地カーテンがひかれた窓を外から見たとき,室内のプライバシーがどの程度見守られているかについて気になる方も多いことと思います。透過率とは外から部屋の中がどのくらい透けて見えるのかという割合を示すものです。この透過率にも等級がありますが、各メーカーの統一基準はありません。下の写真のように希望する透過性能の様子を販売員におっしゃっていただければ、豊富なカタログサンプルの中からお客様の希望の色・柄にマッチしたアドバイスをいたします。なお、最近ではレースの裏側を鏡のように光らせることで視線を遮る「ミラーレース」というものも登場しました。

昼を想定した場合のレースの透過性の違い
屋外から見た部屋の
様子のシュミレーション
透過性に優れたレース
カーテン
うっすらと部屋の様子と
人の気配が分る状態
かなりはっきり部屋の
様子がわかる状態
7. ミラーレース
【ミラーレースの特徴】
*窓側(裏面)にブライト糸を編みこんで、特殊な編み組織の鏡面仕上により、マジックミラーのような効果があります。
外から室内の様子はほとんど見えなくなります。室内から外を見るときは、普通のレースカーテンのように外が見えます。明るさも減少しません。

*熱反射効果にも優れているので、お部屋の色あせを防止 強い日差しを抑え、紫外線による畳・フローリング・カーペット・家具などへの影響を防止する効果があります。一般的には,紫外線・可視光線・赤外線などの太陽光線は通常レースよりも10〜20%多く遮ります。

*省エネ効果・・・夏の冷房効率をUPします。特に西日のきついお部屋には、お勧めです。