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マンションのリフォーム


最近の新築マンションは床面積も間取りも広く「ゆとり」のあるものになっている

マンション建設においての作り手のコンセプトも変化してきました。1990年代までの土地価格高騰時代は、床面積の狭さをを無視して部屋数を増やした物件一辺倒の販売に終始していました。例えば、60uで4DKもしくは3LDKの間取りでは、リビングは10畳以下、個々の居室も6畳以下、場合によっては4畳以下といった、同居家族の多い家庭が暮らすことを除けば、生活の快適性を損なう使い勝手の悪い間取りの物件が多く、生活の質を無視した設計の物件が多かったように思われます。しかし、近年ではその様な物件ばかりでなく、広い床面積に少ない間取り(例えば80u以上で2LDKなど)での快適なゆとりのある生活を望むライフスタイルへのニーズに対応したマンション設計が増えてきています。土地価格の下落の影響もあり販売価格帯も適正になったことも一因ですが、これまでの部屋数ばかりが多く、居室単位の間取りの狭い住宅では満足できない購買層が確実に増えてきていることの裏付けであるとも言えるでしょう。

中古マンションのリフォームで広いリビングを実現する
例えば、それまで4人以上の家族が暮らしていた間取りの多いマンションも、子供の独立などで住人が少なくなった場合、仕切られた狭い居室ばかりの使い勝手の悪さが気になってくることもあるでしょう。少なくとも、リビングを広くして、日々の快適な生活を確保し、来客や子供(家族)の訪問に対応できるようにしたいという希望も生まれてくることと思います。では、リビングと隣接する居室の壁を取り払って一続きの居室にリフォーム工事というのはどういった工程を踏まえるものなのでしょうか?写真解説でご覧いただき参考にしていただければ幸いです。

リビングと洋室の間仕切壁を取り払って快適なワイドリビングにリフォームする
今回は、約10畳のリビングと隣接する5畳の居室の間仕切り壁を取り除き、壁紙のリフォームとフローリングのリフォームを行いました。フローリング工事は、全面貼替えとせず、同系色のフローリングで狭い洋室側をリフォームすることも場合によっては可能です(ただし、板の幅、木目の質感、微妙な色合いが異なることがありますのであまりお勧めはいたしません)。一方の居室の既存の床が、カーペット敷き、あるいは畳(和室)の場合などは、2つの居室の床下地の高さが異なってきますので補修リフォームではなくフローリングの全面リフォームが基本となります。
マンションの梁(はり)下の間仕切壁を撤去します。梁はマンションの構造を支える重要な役割をになっていますので撤去不可能ですが、間仕切り壁(構造壁は不可)は撤去しても問題がありません。石膏ボードを取り外すと間柱(まばしら)や胴貫(どうぬき)が現れますのであわせて撤去します。
間柱・胴貫が取り外した後、リビング側の間仕切り壁も撤去されると2つの居室は貫通されました。
完全に間仕切り壁が撤去された状態です。ずいぶんと部屋の奥行きが感じられ日当たりが良くなってきました。
こちらは撤去後の間仕切壁の部分です。ご覧のように間仕切り壁が床下まで潜り込んでいますので、丁寧に切り取って床下地の調整を行います。間仕切り部分の床下地を平らにしたあと、フローリングのリフォームを行います。
また、壁面も間仕切り部分が欠損していますので、壁の補修を行った上で壁紙を貼り替えます。
ご覧のように美しくフローリングと壁紙がリフォームされました。

(拡大してご覧いただけます)
今回、のリフォームでは壁と天井の境にモールディングを入れてみました。モールディングは塗装仕上げが基本ですので、無地のスッキリした壁紙から豪華な輸入壁紙まで映えるお好みの色で彩られたモールディングの施工はワンランク上のこだわりのリフォームと言えるでしょう。

モールディングリフォームの詳細はこちら
リフォーム完了後の旧5畳洋室の部分(クローゼットから先)です。家具を奥に配置することによってリビングを広く有効に使うことができます。

 
ご覧のように広いリビングへのリフォームが完成いたしました。
 (拡大してご覧いただけます)

リフォーム工事の概算は以下のとおりです。
(1)解体補修費(壁・床)・・・120,000円
(2)遮音フローリングリフォーム(約15畳分全面敷替えの場合)
   遮音等級LL45使用・・・ 315,500円/25m
2
(3)壁紙貼替え費(約15畳・高級仕様)・・・・ 150,000円
(4)諸経費・10%(工事管理費・養生費・雑費)・・・・・・
 58,550円
(5)廃棄物処理費・・・42,000円
(6)消費税(5%)・・・・・・・・34,302円

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参考工事価格・・・・・・・・ 720,352円(税込)・工期4日

モールディング施工費(仕上塗装込)・・・ 200,000円を含まず
その他の付帯費用
*関連部材費(壁との境界の幅木や、隣接する居室との見切り材の使用
         が必要な場合は別途費用がかかります)
*
家具の移動費(生活しながらのリフォームの場合は、器具の取り外し、移動、現状復帰作業などがございますので、家具や生活日用品の移動量に応じ、上記工事金額より10〜20%の割増加算となります。)
*
諸経費(工事管理費・室内養生費・雑費)を指し、工事費用の10%
      を要します。
*
廃棄物処理費・・・処分費実費分が別途必要となります。
*
外部養生費(マンションの管理規約などで、玄関ホール・廊下・エレベー
         ター内の養生が義務づけられている場合は、状況に応じて
         別途見積りが必要となります。)

マンションリフォームにあたってのワンポインドアドバイス
ントランス掲示用の承認を受けたリフォーム工事の内容と作業日程の告知書
マンションリフォームにあたっては管理組合の事前許可も必要です。
マンションのリフォームは区分所有法や各マンションの管理規約にのっとった形で行わなければなりません。個人レベルでのリフォームの可能なものは、マンションの管理規約において記載され定義づけられているている「占有部分」に限られますので、リフォームを検討される前に十分規約をお読みになってください。 最近ではマンションの床材はフローリングが一般的となってきましたが、本来フローリングは階下への遮音性が悪く、遮音性能に劣る(遮音等級値LL50〜)フローリングにリフォームして階下とのトラブルが絶えないなどの問題も過去には多くあったそうです。こうした過去の反省から、最近ではマンション管理組合の管理規約が厳しくなってきています。遮音フローリングへのリフォームにあたっては、LL-45もしくはLL−40の遮音等級基準を満たしたフローリング材の使用が義務付けられています。リフォームの際には、マンション管理規則を十分にご覧いただき材料の選定を行ってください。また、工事の際には、マンション管理組合の事前承認を得なければマンションリフォームが行えませんので、各種書式による申請用紙の届け出は工事希望日に間に合うように行っていただく必要があります。
当社のリフォームでは、お客様のご要望により、
マンションリフォームの許可申請に必要な以下の書類の代行作成(作成は無料で行いますが、管理組合への申請手続き及び近隣住人への周知・配布等はお客様自身で行っていただきます)も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

****必要書類参考例****
マンション管理組合(理事長宛)に対して行う事前の許可申請手続きと添付書類の代表例です。
1. 占有部分の改修工事にかかる理由書・・・ リフォーム工事を行う理由(必要性)を明記
2.
占有部分の改修工事にかかる設計書・・・ リフォーム工事を行う部分(居室)の図説ととリフォーム内容の明記
3.
占有部分の改修工事にかかる仕様書・・・ 工事に使用する材料(ex.遮音材や壁紙等)の詳細情報の明記
4.
近隣(上下階含む)居住者に対する工事通知書・・・ 挨拶文を含めた工事期間と作業内容の通知書
5.
リフォーム工事工程表・・・ エントランス掲示用の承認を受けたリフォーム工事の内容と作業日程の告知書


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