輸入壁紙専門店ミツワインテリア
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『輸入壁紙』 の施工における下地処理の実例。

下地補修のバリエーションも様々なタイプがございます。我々専門家は、現場の下地状況に応じてその都度適切な下地補修方法を選択して施工しております。
採用される下地調整方法は、下地の状況により異なりますが、最終的には不陸(凹凸)のない一般的な新築時以上の平滑な壁面を作り上げます。
薄くデリケートな輸入壁紙をリフォームに採用するには、施工者に、それ相応の技術と知識、そして「粘り強い根気」が不可欠なのです。


『 スチーム処理(剥離)法 』 『 スクレイパー法 』
ドイツ製の専用スチーム式剥離機を使用して蒸気熱で裏打ち紙を除去する方法です。蒸気で壁面が湿り過ぎないよう注意が必要です。
壁面がコンクリート下地の時に「スクレイパー」という鋭利な刃物工具で裏打ち紙を削ぎ落としていく方法です。根気とパワーが必要です。
リフォーム前 リフォーム前
スチーム式剥離機使用中 半面除去
裏打ち紙完全除去 裏打ち紙完全除去
全面パテ処理完了 全面パテ処理完了
 
 

『下地処理』 完了後の実際の施工事例(1)
『アクセント・ウォール』 編



ステップ1: 『輸入壁紙』を美しく仕上げるために必要な平滑な下地面の様子。
   


ステップ2: 『柄合わせ』をするために、壁紙を施工順に割付している様子です。


テップ3: 「割り付け」をした輸入壁紙に糊付けをして、柄合せ施工をします。


完成:  リビングの1面が『アクセント・ウォール』としてリニューアルされました。






『下地処理』 完了後のリフォーム事例(2)
『塗装仕上げ用壁紙』を併用した、『インテリア・ペイント』 リフォーム事例


今回の工事は、英国インテリアに対する造詣の深いお客様が、都内に中古を求める際に、ゆったりとした洋書スタイルのインテリア空間へのリフォームを希望されたことからすすめられました。自宅にゲストを招く機会が多いため、リビングに隣接する洋室の間仕切り壁を取り払い、統一感のあるワイドリビングにしました。内装の仕上げは、壁面、天井面ともにフラットな、ルナファーザー・フリーズ(NO.741)の下地壁紙仕上げにし、英国の伝統的塗料F&B(ファローアンドボール・ペイント)を塗装して仕上げました。
まず最初に、現状の壁紙をはぐるとかなり下地の損傷が激しい状態でした。第一段階として壁紙の裏打ち紙を剥がします。この部分が接着不良の場合、塗装仕上げをした際に壁面にふくれが生じ修復困難となりますので丁寧に除去作業を行います。
次に、ただ単に裏打ち壁を剥がすだけでは美しい仕上がりは到底望めません。サンドペーパーで表面の不陸(凹凸)をなだらかにします。
ある程度下地の平滑が確保されたのちシーラー処理を行って本格的なパテ処理の下地を作ります。最終的には写真左側の様な状態に仕上げていきます。
輸入壁紙や塗装下地用壁紙のリフォームで一番大切なのが、この様な下地の補修作業です。この過程の善し悪しで仕上りの印象が変わります。なぜならこれらの壁紙のほとんどは紙厚が非常に薄く(国産量産品の1/2〜1/3以下)、下地処理を怠ると、貼り上がりの見栄えが悪くなってしまうためです。これではせっかくの高価なテクスチャーも台無しです。写真のように下地の凹凸に丁寧なパテ補修を繰り返し行い全面を平滑にしていきます。
下地損傷部分のパテ処理が完成しました。壁面が乾燥したら再度ペーパー処理して壁面の平滑性を高めます。そしてパテ補修後、壁紙と下地材の接着を強固にするためのシーラー処理で、壁紙施工下地を完成させます。
壁紙施工用下地が完成したら、いよいよルナファーザー(フリーズNO.741)壁紙の施工を行います。ルナファーザー(フリーズNO.741)施工の場合、目安として1部屋(6帖)に3日の工期(塗装作業含む)をかけています。徹底した下地補修を行ったうえで壁紙を貼るといったこだわりの姿勢を崩しません。輸入壁紙のリフォーム専門業者のプライドをかけた丁寧な仕事をみなさまにお届けします。
ルナファーザー(フリーズNO.741)壁紙の下地施工が完了した状態です。純白でフラットな壁面、天井面は、さながら漆喰(しっくい)壁の雰囲気が感じられます。この非常に強い繊維組織を持つ塗装専用壁紙に塗料が浸透すると、ひび割れのないクラックレスな塗装仕上げが完成いたします。
仕上げ塗料の選定
今回のリフォームでは、仕上げ塗装材として英国の伝統的塗料として有名な、F&B(ファローアンドボール・ペイント)を採用いたしました。壁面には、豊富なグリーン色の中から、COOKING APPLE GREEN(NO.32)を、最上部の天井面と見切りのモールディング塗装に純白のALL WHITE(NO.2005)天井より一段下がった梁(はり)面の塗装にごく僅かにクリーム色の加味されたWHITE TIE(2002)と使い分けています。

ALL WHITE(2005)
(天井にて使用)

WHITE TIE(2002)
(梁面の下部にて使用)
COOKING APPLE 
GREEN(32)
(壁面にて使用)
塗装作業風景です。今回壁面に使用したCOOKING APPLE GREEN(NO.32は、イギリス製『Farrow&Ball・ファロー&ボール・ペイント』全132色の中でも特に、「ナショナルトラストカラー(ロンドン塔やウィンザー城の修復作業などの歴史的建造物の修復に採用されている伝統色)」の1つとして指定されています。天然成分の顔料をふんだんに使用した驚くほど低臭のこの塗料は、これまでの塗料に対する臭いの問題を一気に解決させたと言われています。COOKING APPLE GREENの味わい深いグリーンの発色は、伝統塗料として普遍的な支持を受ける塗料が表現できる独特な色彩表現となります。
最上部の天井面と見切りのモールディング塗装に純白のALL WHITE(NO.2005)天井より一段下がった梁(はり)面の塗装にごく僅かにクリーム色の加味されたWHITE TIE(2002)、そして壁面にCOOKING APPLE GREEN(NO.32)を塗り分けた様子です。
塗装仕上げは、F&Bに限らず国内外のあらゆる塗料の使用が可能です。室内のインテリアとライフスタイルに合わせてお好みのカラーをお選びください。ルナファーザーによる塗装仕上げリフォームは、やや高級なリフォームに該当いたしますが、他の人との差別化を求める、本物志向のこだわりのあるお客様から多くの引き合いをいただいております。
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ミツワインテリアのリフォーム部門の工事施工にあたりましては、お客様との信頼関係を重視しながらの当社責任施工を基本施工としておりますため、他の大型リフォーム専門店様のスタイルの様な協力下請けリフォーム店への一括下請け依頼を行わず、サービスの質の均一化に努めております。また、インターネット経由以外のご依頼もありますので、通年業務は混み合っております。時期と遠隔地での工事量によってはお引き受けできない場合がございますが、何卒ご理解くださいませ。
また、壁解体を伴う工期1週間以上の大規模工事につきましては事前スケジュールの調整が必要となりますので、1ヶ月以上前よりのお打ち合わせのご相談をよろしくお願いいたします。






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