「ウィリアム・モリス」で魅せるトータル・インテリア コーディネート

マナトレーディング・東京ショールーム・ディスプレイイベント参加しました。
“MORRIS meets TOKYO”  <開催期間> 2011年10月1日(土)〜10月22日(土)

このたび、当社の平多 千春と梶川 聡がアソシエイトメンバーとして活動に参加させていただいております「インテリア スタイリングプロ」に、株式会社マナトレーディング・東京ショールーム様より、「ウィリアム・モリス」アーカイブコレクションの発売に関わるイベントの一環としての、ショールーム展示ブースのディスプレイ依頼をいただきました。スタイリングプロ側からは、実績豊富な主要メンバーである,インテリアデザイナーの室賀 裕子さんをチームリーダーとするグループ展示ディスプレイ(3名)を編成し、今回は平多千春と梶川(聡)も、設営サブとして参加協力させていただきました。 ディスプレイタイトルは、『次郎と正子のリビングルーム』です。
今回は、肖像権等の問題で、わかり易い「姓」の表記ができませんでしたが、戦後日本の復興に寄与し、活躍され、今や歴史上でも有名な人物夫妻の、「洒脱で情緒感ある生活ぶり」を現代風に空想し、アレンジした展示内容となっております。これは、たまたまですが、当社は、約20年ほど前に、知り合いの工務店の協力業者として、こちらの家の内装工事を手がけさせていただいた経緯があり、奥様とは直接の面識がございました。
そのため、今回、デザイナーの室賀さんが提案された、偶然ともいえるこの作品テーマを聴いたとき、驚きを隠せませんでした。


「正子」の部屋 「二郎」の部屋
奥深い自然の発色と調和するインテリアの世界。
美しい「布と紙」で表現しました。
イメージする時代テーマは、「現在(今)」。
『和・モダン』の要素を意識して表現しています。

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『インテリア スタイリングプロ』会員の我々も、顔写真付きでご紹介いただきました(マナトレーディング・東京ショールームにて)。




壁紙とファブリックパネルを駆使して製作した、「衝立」の製作過程
ミツワインテリア店内での事前に製作作品を組立てたのち、マナトレーディング・東京ショールーム他のディスプレイ会場に納品しました。

衝立の壁紙の模様替えの様子。3面の左右の面は、壁紙のみでの貼り分けですが、今回は中央面だけ、シンメトリーの鳥の柄のパターンが美しい、『いちご泥棒』のプリント生地(綿100%)と、フレーム部分の『ウィロウ』の壁紙を厚さ4mmのベニヤにくるみ、ファブリックパネル的に突出した立体感ある布地の素材感を際立たせることになりました。
手順としては、中央面の各パーツを、布と壁紙で巻き込んで個別に製作してから、完成したユニットをパネル状に組み合わせて、衝立の中心部を飾りました。
当社閉店後の深夜作業で、3つの衝立を作り、さすがに疲労の色は表情からも読み取れますが(笑)、当社では、新作カーテンの掛け替えや、ディスプレイは、腰を据えて通常勤務後の夜間に行います。余談ですが、このWebサイトの編集もほとんどが深夜作業です(苦笑)。

作品の完成です。あとは、マナトレーディングさんのショールームでの、設営作業の補助に男性メンバーは活躍します。スタイリングは女性陣にお任せです。

こちらの衝立は今回のテーマに合わせて新たに、当社で新調いたしました。
他メンバー様(先輩)が手がけられた、都内のインテリアショップの巨大パネルも一気に作成。


「ウィリアム・モリス」のインテリア 販売・施工専門店・ミツワインテリア