カーテンの採寸方法

オーダーカーテンの専門店・ミツワインテリア

カーテンの採寸にあたっては、製作する幅寸法（Ｗ）、高さ寸法（Ｈ）いずれの場合でも、使用するカーテンレールの両端に付いている「キャップストップ（レールカバー）」付属のリング部分を基準位置として採寸します。
採寸をお客様ご自身で行う場合は、市販の金属製メジャーなどを使用して慎重に行ってください（特に高さ寸法に関してはミリ単位での厳密な採寸が必要です）。

カーテンの製作幅は、カーテンレールの両端に付いている「キャップストップ（レールカバー）」付属のリング（穴）間の距離を基準にします。

カーテンの製作高（丈）は、カーテンレールの両端に付いている「キャップストップ（レールカバー）」付属のリング穴（カン下）から床までの寸法を基準にします。

発注の際はキャップストップ間の距離寸法に適度なヒダのゆとり寸法を加算して縫製幅を「ｃｍ単位」で算出します(「Aフック」と「Bフック」で加算の割合は若干異なります(後述説明参照）。

製作幅サイズは、「片開き」の場合は特に制約がありませんが、「両開き」の場合は基本的に「片開き」サイズの倍数である必要があります。
その場合の発注サイズの下一桁を偶数サイズとしてください。

「掃出窓」での採寸の場合は、カーテンの仕上がり縫製高（丈）が、床にすれない程度（床上マイナス１～２ｃｍ仕上がり）に納まるようにお好みのゆとり寸法分を差し引いて縫製高（丈）を「ｃｍ単位」で算出します。

「腰高(途中)窓」での採寸の場合は、カーテンレールのランナー（カン下）から窓枠下までの長さに、15cm程度のゆとり丈を加算加えた寸法などを目安としますが、窓周りの状況や個人的な好みにより、ゆとり寸法は任意に決めてください。

(ご注意)：採寸方法の目安は、あくまでも一般的なものです。
製作サイズ(ヒダのゆとりや仕上がり丈)の好みには多少個人差がございますし、対象となる窓の周辺の状態(例:窓下や左右にTVや家具等の障害物が配置される場合など)により、製作サイズが異なります。
以上をご考慮いただき最終的な製作寸法の決定をされてください。

腰窓を覆うように２重吊りする場合でドレープ、レースの生地の洗濯収縮率が同じ場合は、奥側の生地を室内側の生地より1～２ｃｍ短くするのが一般的です。

腰高の場合は、ドレープ、レースをそれぞれ吊るすカーテンレールの取付位置と、窓枠下のスペースのゆとり（クリアランス）を考慮し丈寸法の縫製サイズを任意に決定します。

また、「出窓」内に設置のレースは、「掃出窓」と同様に、出窓の台までの距離を考慮いた上で、丈寸法を決めると良いでしょう。

カーテンの発注寸法（仕上りサイズ）は、カーテンレールの長さにカーテンのゆとり分として両端にそれぞれプラス50mm程度を足した寸法が一般的な目安と言われています。
例えば、レール巾（使用するカーテンレールの両端に付いているキャップストップ間の長さ）が190ｃｍならば、仕上り巾は約200ｃｍということになります。

また取付形態が「Ａフック」の場合で、レール寸法が長い場合や細長窓の場合は、カーテンレールの長さに応じて適宜、1.02～１.05倍を乗じた（かけた）寸法をカーテンの仕上り幅寸法とすることが一般的です（「Ｂフック」の場合は1.02～１.04倍が目安）。

注意点として、選ばれる生地が洗濯やクリーニングで縮みやすい素材などの場合は、生地に表記されている洗濯伸縮率を考慮して、更にゆとりをもたせた縫製をしても良いでしょう。

カーテンレールのランナー（カン下）から窓枠下のサイズに加えて、150mm前後長く作るのが一般的な製作丈寸法となります。
ただし、家具の配置等で邪魔になる場合は任意に短くします。
また、「腰窓（途中窓）」にドレープとレースを２重吊りする場合は、レース（窓側）の丈の長さをドレープ（室内側）より1～２ｃｍ短くすることが多い様です。

ご使用される生地が洗濯やクリーニングで特に縮みやすい素材などの場合は、それぞれの生地に表記されている伸縮率を目安にして、敢えて長めに仕立てる場合もございます（設置環境、洗濯回数、洗濯方法によって将来的な収縮の度合いは異なりますので、収縮率の高い生地の選定にあたっては注意が必要です）。

用語解説・・・腰窓の場合の「カン下寸法」とは？
カーテンレールのランナーの穴の下端から、縫製予定部分までの高さをいいます。

(ご注意)：採寸方法の目安は、あくまでも一般的なものです。製作サイズ(ヒダのゆとりや仕上がり丈)の好みには多少個人差がございます。
また、対象となる窓の周辺の状態(例:窓下や左右にTVや家具等の障害物が配置されるケースなど)により、製作サイズが異なります。
以上をご考慮いただき最終的な製作寸法の目安とされてください。

「掃出窓」にドレープとレースを２重吊りする場合で室内側のドレープ生地の方が洗濯による収縮が大きい場合は、レース（窓側）の丈の長さをドレープ（室内側）より1ｃｍ程度短くする事もあります。

(ご注意)：採寸方法の目安は、あくまでも一般的なものです。
製作サイズ(ヒダのゆとりや仕上がり丈)の好みには多少個人差がございます。
また、対象となる窓周辺の環境（日当たり、湿度）や状態(例:窓のや左右にTVや家具等の障害物が配置されるケースなど)により、製作サイズが異なります。
以上をご考慮いただき最終的な製作寸法を決めてください。

カーテンの発注寸法（仕上りサイズ）は、カーテンレールの長さにカーテンのゆとり分として両端にそれぞれプラス50mm程度を足した寸法が一般的な目安と言われています。
例えば、レール巾（使用するカーテンレールの両端に付いているキャップストップ間の長さ）が190ｃｍならば、仕上り巾は約200ｃｍということになります。

また取付形態が「Ａフック」の場合で、レール寸法が長い場合や細長窓の場合は、カーテンレールの長さに応じて適宜、1.02～１.05倍を乗じた（かけた）寸法をカーテンの仕上り幅寸法とすることが一般的です（「Ｂフック」の場合は1.02～１.04倍が目安）。

注意点として、選ばれる生地が、洗濯やクリーニングで縮みやすい素材などの場合は、生地に表記されている洗濯伸縮率を考慮して、更にゆとりをもたせた縫製をしても良いでしょう。

カーテンレールのランナーの穴の下端から床面までの高さを計り、そしてそこからお好みにより1cm(～2cm)程度短くなるようにして、裾までの寸法を決めます。この寸法を一般に、『カン下寸法』と呼びます。
「カン寸法」は、洗濯収縮率の低い生地の場合、仕立てあがりのカーテンが床に引きずらない程度で求めますが、窓下にカーペットなどの敷物を敷く場合などは任意の調整を行ってください。

ご使用される生地が洗濯やクリーニングで特に縮みやすい素材などの場合は、それぞれの生地に表記されている伸縮率を目安にして、敢えて長めに仕立てる場合もございます（設置環境、洗濯回数、洗濯方法によって将来的な収縮の度合いは異なりますので、収縮率の高い生地の選定にあたっては注意が必要です）。

用語解説：掃出窓の場合の「カン下寸法」とは？
カーテンレールのランナーの穴の下端から床面までの高さのことを呼びます。

「装飾カーテンレール」などにのように、カーテンを閉じた時にも美しいレールの形状を見せたい場合に使用します。
また、「カーテンボックス」内に取り付ける場など、カーテン生地のトップが天井にぶつからないように取付けたい場合にフック位置の高いＡフック（天付け）を用います。
この場合、生地のトップ（先端）は、取付フックより上部に1ｃｍ長く（高く）仕上がります。

取付フックの引っ掛け位置を、生地のトップより低くすることにより、カーテンを閉じた時に正面からみてレールが隠れるように納まる取付タイプです。
装飾製の劣る金属レールなどに手前側のカーテンを吊る場合に用います。
この場合、生地のトップ（先端）は取付フックより上部に４ｃｍ長く（高く）仕上がります。

装飾性の乏しいカーテンレールなどの場合は、「Ｂフック（正面付）」仕上げで、カーテンレールを生地で覆う納まりに仕立てる場合がございます（好みにより「Ａフック（天付け）」で設置しても問題はございません）。
ただし、一般的な機能性ルレール場合、奥側のレースまでＢフックにするとカーテンレールにレース生地の上部がつかえて開閉が困難になるため、レース生地は「Ａフック（天付け）」で設置するのが一般的です。

マンションや注文住宅などに多く見受けられる「カーテンボックス」内での取付の場合は、「Ａフック（天付け）」で縫製して、カーテン、レースのスムースな開閉を確保します。

（前後フックの高低差が約３ｃｍ取られている仕様)
※取付フック部分の高低差のない製品もあります。ご注意下さい。

（フックの取付高低差なし）

装飾レール＋機能性レールの場合、手前のカーテンは、カーテンを閉めた場合にレール（ポール）が見える様Ａフック（天付け）に縫製します。
レース側のカーテンレールについては、スチールレール側をＢフックにしてカーテンレールを隠すように吊るのが一般的です。

一般的に販売されている複合型装飾レールの多くは、カーテン側を「Ａフック」、レース側を「Ｂフック」で吊ったときに生地のトップが揃うように作られております（＝そのため取付位置の高低差が約３ｃｍあります）。

ただし最近では、写真右のダブルポールタイプの様に、前後の高低差をなくしている製品もありますので、ご使用いただくカーテンレールの形状がどちらのタイプになるかをご確認下さい。

手前のドレープカーテンは、吊った時にカーテンレールが見えるようにＡフック（天付け）で縫製します。

奥のレースも、上写真のように取付レールが手前ドレープと同じ装飾レールであれば同様にＡフック（天付け）で縫製します。

このレールタイプの場合、２つのレールの取付高低さがありませんので、Ａフックで揃えて縫製することにより生地のトップの位置が揃います。

「片開き」は、小窓や、室外ドア、ベランダ出入り口側の窓など、カーテンのカーテン・レースの一部のみを開けたい場合などに適しています。
なお、メーカーの洗濯表示タグが寄せる方向の片側に付けられますので、「寄せる方向」をご指示下さい（写真・イメージは「片開き（左寄せ）」です。

(例) 片側９５cm/窓・片開き(左寄せ)

左右対称でバランスよく生地を左右に引き分ける時に採用する開き方が「両開き」です。
２枚サッシ以上のやや幅広の窓に適しています。「両開き」でのオーダーの場合は原則として、「片開き」サイズの倍数である必要があります。
その場合の発注サイズの下一桁は偶数値（ｃｍ単位）に設定してください。

(例) 片側９５cm×２枚=１９０cm/窓・両開き

「窓枠内取付」の場合

　「窓枠外取付」の場合

幅(W)、高さ(H)とも窓枠の内のり寸法より約10mm程度マイナスした寸法(製作サイズcm単位となります)

幅(W)、高さ(H)とも窓枠の外寸サイズ以上になるようにします。

ご注意事項
(1)採寸の際は、「取付高(床までの高さ)」も採寸してください。
(2)上記の採寸方法は、一般的なローマンシェード(プレーンシェード・シャープシェード)を対象としたものです。
ピーコックスタイルの高さ(H)やムーススタイルなど、特殊な加工スタイルの商品は、デザイン丈によって採寸方法が異なります。

ローマンシェードの取付金具「ブラケット」の取付方法には「天井付」と「正面付」の２通りがあります。

正面付	天井付

天井付ブラケット	天井付共通ブラケット	天井付ブラケット
※ブラケットの形状は、製作メーカーによって異なります。

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