『輸入壁紙』の魅力を探る/「サーフェイス・プリント」の魅力

 現在では貴重な、100年以上昔の機械での小ロット生産。  『サーフェイス・プリントント(印刷)』 で作られた「輸入壁紙」。
昔ながらの手間のかかる製造技法が生み出す味わいある素材感が魅力の『サーフェイス印刷』です。
クラシック・スタイルの『サーフェイスプリント』の壁紙を使用しての施工事例です。
「サーフェイス・プリント」の印刷機。
 『サーフェイス印刷』とは?
1890年代にイギリスで誕生した「サーフェース」印刷の機械は、製造期間が短く、現存する新しいものでも、100年以上も昔に作られた機械をメンテナンスしながら使い続けています。古き良き英米の伝統的な製造技法により、「サーフェイス・プリント」壁紙は作られています。多色刷りの版画を思わせる立体的なデザインは、華やかさと落ち着きとともに、ゆったりとした時の移ろいをお部屋にもたらしてくれることでしょう。
輸入壁紙 リフォーム中


『輸入壁紙のこだわり施工』 ・ リフォームの流れ

輸入建材住宅の壁紙のリフォームです。建材は輸入品でしたが、壁紙が国産品であったため、今回はアメリカ製輸入壁紙でリフォームすることになりました。



壁紙を剥がすと下地の痛みが目立ちました。輸入壁紙は非常に薄くデリケートな商品ですので、リフォームにあたっては丁寧に下地の補修をしなければなりません。下地補修パテとペーパー研磨、そして仕上げシーラー処理は必須となります。
下地補修の実例



手間を惜しまず根気の要る補修作業の工程を繰り返し、「輸入壁紙」を新築住宅で丁寧に貼るレベルまでにために調整された下地の状態です。



アメリカ製 輸入壁紙
今回のリフォームで使用されるアメリカ製の輸入壁紙です。100年以上も前に作られた版下を使用し、版画のように丁寧に色の異なるインクを重ね塗りした伝統的な印刷技法(サーフェイス印刷)が用いられた味わいのある逸品です。
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リフォーム中
52〜53cm幅の壁紙を丁寧に柄合わせしながら施工していきますので通常92cm前後の国産壁紙よりも施工に時間がかかります。また、壁紙のロール梱包はおおむね10m巻ですので、柄のリピート計算を行ない居室に必要な要尺を求めます。



アメリカ製 輸入壁紙
こちらの施工例の輸入壁紙は、残念ながら生産終了品ですが、「サーフェイス印刷」による、輸入壁紙のコレクションは、現在でもございます。こちらの施工事例では、上下の壁紙の貼り分けと腰にボーダーを施して仕上げました。天井のモールディングやホワイトの窓、建具といった輸入建材との相性も抜群に仕上がりました。
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『輸入壁紙』の施工販売と、トータルインテリアリフォームの専門店/ミツワインテリア