| 『カーペット素材の代表的繊維の特徴と、目安となる参考価格帯』 |
カーペットを選ぶ場合は、用途に応じた素材を選ぶことが大切です。使用目的や使用場所にあったものを選びましょう。例えば、土足で歩行するオフィスや商業空間では、強固な耐久性が求められるため、すりきれにくい(耐磨耗性の高い)ナイロン繊維のカーペットが多く採用されますが、靴を脱いで生活する日本の住宅のインテリアには、耐久性だけでなく、天然繊維の優れた、調湿性、遮音性(優れたクッション性と、弾性回復力が強いことによる長期性能維持性)、保温性などの長所に富んだウール(羊毛100%)のカーペットなどが近年では積極的に採用されています。
以下の、カーペット素材の代表的繊維の代表的特徴と、目安となる参考価格帯では、市場で一般的に流通しているカーペット繊維の個別の特徴と、「低価格品」、「中価格品」、「高級品」と価格帯の目安を設けて解説をしておりますので、カーペット選定の際の参考とされてください。
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ウール
(羊毛) |
| 特 徴: |
ウール(羊毛100%)繊維は、自然素材特有の親水性に優れ、化学繊維と比較して優れた調湿作用があることで、フロア材に限らず、様々な生活シーンで親しまれています。このため、カーペットまの場合では、冬は暖かく、夏場はサラリとした爽やかな足ざわりが心地よく感じられます。次に、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し再放出させない働き(自浄作用)があることでもウール繊維は高い評価を得ています。この様に、保温性が良く、弾力性に富み暖かく足ざわりも爽快、燃えにくい、染色性が良いなど、ウール繊維は、古くからのカーペットの代表的素材となっています。
現在では、ウール繊維の動物性繊維の特質に対応するための防虫加工は製造上の必須事項に指定されてます。特に、ダニに対しては、セラミック質の持つ遠赤外線作用による忌避効果を利用した安全な防ダニ加工を採用するなど、様々な工夫が行われてきております。ハイテク繊維が台頭してきている現代においても、カーペットの代表的繊維の筆頭としてウール繊維は扱われています。
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| 価格帯: |
(低)5,000円/m2前後〜(中)8,000円/m2前後〜(高)12,000円/m2以上 |
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| ナイロン |
| 特 徴 |
カーペットの素材の中で最も耐久性・耐磨耗性に優れているのがナイロンです。非常に強くて軽い、薬品や油・カビや虫害を受けない、すりきれの強さがほかの繊維に比べて格段に優れているなどの理由でオフィスやホテルのロビーなど、人の行き来の多い場所に好んで使われています。特に、丈夫なナイロンのフィラメント(極細で他の繊維よりも長いの1本糸)をループ状に撚り合せて加工したループタイプのカーペットは切れにくいため、摩擦による遊び毛の発生を解消する事ができるため、カラーバリエーションの豊富な商品については子供部屋にも採用されています。
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| 価格帯: |
(低)5,000円/m2前後〜(中)8,000円/m2前後〜(高)10,000円/m2以上 |
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| アクリル |
| 特 徴 |
ふっくらとして柔らかく弾性や保温性が良いなど、ウールと似た風合いを持ちます。耐薬品性がありカビや虫害を受けない、染色の鮮明さ・堅牢度に優れる、などの優れたメリットがあります。ウールの風合いを持つカットタイプが多いため、遊び毛はやや多目となります。
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| 価格帯: |
(低)4,500円/m2前後〜(高)7,000円/m2前後〜(高)10,000円/m2以上 |
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| ポリエステル |
| 特 徴 |
やわらかな棒状の合成繊維で、摩擦に強く合成繊維の中では最も熱に強い。日光や薬品に強く、カビや虫に侵されないなどが特徴です。カットタイプにはウールやアクリル並みの質感をもつ素材もあります。
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| 価格帯: |
(低)3,500円/m2前後〜(中)6,000円/m2前後〜(高)10,000円/m2以上 |
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| ポリプロピレン |
| 特 徴 |
水に浮くほど軽く、しかも強い素材です。酸・アルカリなど化学薬品に強く、カビや虫に侵されません。長繊維なので遊び毛が出にくい、親水性がないので湿気を取り込みにくく汚れが付きにくいといった特徴を持っています。
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| 価格帯: |
(低)3,500円/m2前後〜(中)5,000円/m2前後〜(高)10,000円/m2以上 |
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